「公判前整理手続き」は本当に問題ないのか?

最近ではニュースなどでも「この裁判は"公判前整理手続き"がなされ、異例のスピード判決となりました」等と報じられるようになりました。あらかじめ原告側と被告側との事前協議がなされ、論点を絞り込んだ上で公判に臨むことにより早く判決を出そうというのがその趣旨です。一見判決は早く出るのだし、被害者の応報感情を早く満たせるから良いのではないかという賛成意見が出るのはもっともです。

しかし、この手続きに全く問題がないのか、と言えば、そう言えないのではないかという疑念が沸いてきます。

『公判前整理手続き』の危うさ検証

http://tav-net.com/news/060129_tokyo/00/tokuho/20060129/mng_____tokuho__000.html

にもその問題が掲載されています。

確かに公判のスピードアップは必要でしょう。何年続くかわからない公判や、事件を起こせば起こすだけ長引く公判はその存在意義すら問われそうです。でも、だからといって、被告人の権利をないがしろにしかねない制度については、徹底的な議論が必要なはずです。手続きを簡略化してスピードアップを図るのではなく、そもそも絶対的に少ない裁判官の数をこそ増やすべきなのではないでしょうか。

実刑1年2月→「1年6月」…判決書誤記で確定

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060807i405.htm

上のニュースを見てもわかる通り、「絶対に間違いのない判決」というのはありえません。であれば、なおのこと手続きの扱いに関しては慎重になるべきです。被告人の権利は、言うまでもないことですが、他の一般の方々の権利より厚く保障されなければならない性質のものです。「公判前整理手続き」の国選弁護人は嫌だと、弁護引き受けが難しくなっている実情が存在している以上、見直す必要もあるのではないでしょうか。

話は全く変わってパチスロの話ですが、最近分かった真理が2つあります。1つは「北斗の拳SEはやっぱり出ないよ」ということ。2つめは、「北斗の拳SE設定6の機械割より秘宝伝設定6の機械割の方が上だよね」ということ。最近はクレアちゃんにぞっこんです。クレアちゃんは今の私にとっての女神です。もちろん秘宝伝では収支プラスです。北斗の拳SEではそのプラス分までもっていかれてマイナスですが。クレアパネルは本当に色っぽいです。